半年間眠っていたWordPressを復活させると決めたものの、最初に取りかかったのはプログラミングではなかった。
まずは、どんなサイトにしたいのか。その姿をChatGPTに描いてもらうことにした。
白を基調にした読みやすいページに、モルアゥナと黒猫。完成した作品ではなく、その裏側で起きている出来事を綴る、小さな研究室のような場所。
言葉で伝えた希望が、一枚のデザイン画像になって現れたとき、頭の中で曖昧だった構想が、急に現実味を帯び始めた。
想像力の外側にあるもの
不思議なのは、自分が思い描いていたものなのに、実際に目にすると新しい発見があること。
黒猫だけのデザインも魅力的だったけれど、モルアゥナを加えることで、誰が語る場所なのかが自然に伝わる。白い背景に柔らかな光が差し込み、どこか懐かしさを感じる空間が生まれた。
AIに想像力を奪われるという意見もあるけれど、今回の体験は少し違っていた。
自分の想像を形にしてもらうことで、初めて自分が本当に求めていたものに気づく。
AIがすべてを決めたわけでも、人間が最初から正解を知っていたわけでもない。互いの役割が重なりながら、曖昧だった理想に輪郭が与えられていく。
もっとも、デザイン画像が完成したからといって、WordPressが勝手に生まれ変わるわけではない。美しい設計図も、建物にならなければ住むことはできないのだから。
さて、この一枚の絵を、実際に動くWebサイトへ変えられるのか。
次はCodexの出番になる。
次回 #2|一枚のデザイン画像から、WordPressテーマを作ってみた
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